こんにちは。
ワイズ株式会社代表の五反田明駿です。
画像はイメージです。
ChatGPTをはじめ、あらゆるAIツールが「誰でも使える」ようになった今、
“使ってるのに、使いこなせない”という悩みを持つ人が急増しています。
今日の記事では、実際にAIを導入・体験しても結果が出ない人に共通する「3つの原因」と、
それを超えるために必要な「思考の再設計」についてまとめていきます。
❶【AIに“丸投げ”している】
「とりあえず質問してみる」
「自動化ツールを触ってみた」
──これでは、AIは力を発揮しません。
AIは万能ではなく、“人の意図”を明確に与えた時だけ、パワーを発揮するツールです。
たとえば…
- 「何を、どうしたいか」まで具体的に伝える
- 情報の粒度・トーン・用途を指定する
- 回答をブラッシュアップして精度を高めていく
→ このように、AIとの対話は“1回勝負”ではなく“伴走型”であることが重要です。
❷【「作業」ではなく「判断」を委ねている】
「企画を考えてほしい」
「施策の方針を立ててほしい」
…こうした“経営的意思決定”をAIに任せようとする人もいます。
ですがAIは、正解ではなく選択肢を出すのが役割。
意思決定は、あくまで人間の“文脈”が必要です。
活用できる人は、
AIから受け取った複数の提案を
「何を、なぜ選ぶか」を自分で整理できる人です。
❸【“使う習慣”を仕組みにしていない】
実はここが一番大きい。
✔ 一度触ってみただけ
✔ 何に使えばいいかわからないまま終了
✔ タスクの中にAIの導線が組まれていない
→ これでは当然、“活用できた”とはなりません。
✅ たとえば以下のような“日常への埋め込み”が鍵になります。
- 毎朝、タスクの優先度をChatGPTで整理
- プレゼン資料の構成はAIにたたき台を出させる
- 週末はAIと1週間の振り返りと改善策を対話
→ 習慣化されていないAIは、ただの飾りです。
✅ AIを使いこなす人の「視点」は違う
AIを本当に活かしている人たちは、
「命令する」のではなく、“対話しながら設計する”視点を持っています。
今後、AIをうまく扱える人は、
「質問力」「設計力」「再現力」の3つがカギ。
この力があれば、どんなAIが出てきても使いこなせる人材になれると断言できます。
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